社長挨拶
金谷ホテル観光株式会社の歴史は、日本最古のリゾートホテル“日光金谷ホテル”をルーツに、1931年に鬼怒川温泉ホテルが開業したところから始まりました。そして、分社、成長、拡大、縮小、再生期と色々な経験をしながらも歩み続け、2021年 創業90周年を迎えることができました。
現在、金谷ホテル観光グループは、歴史が培ったおもてなしの心と、脈々と受け継がれたパイオニア精神で、いつの時代であっても、お客様が最高の笑顔になっていただける本物のおもてなしを追求し、栃木県 鬼怒川温泉に、鬼怒川金谷ホテルと鬼怒川温泉ホテル、神奈川県 箱根にKANAYA RESORT HAKONE、そして栃木県 那須高原のTHE KEY HIGHLAND NASUと4つの宿泊施設の運営と経営を行い、東京ではショコラトリー JOHN KANAYAの運営と経営に加え、2019年には新たにModern Japanese Restaurant平河町かなやを開業しました。またその他にも弊社KANAYA RESORTSは、金谷ホテル観光グループ全体の経営企画、財務経理、総務人事、営業企画販売、設計デザインに関しての受託事業も行っております。
私どもはグループ全体で、“目指せ100年企業”を目標に、ホテル旅館業の枠を突き抜け、日々成長し進化していく組織を目指しています。そのために、真心に根ざしたサービスを提供できるチーム作りに取り組み、全社員とビジョンの共有、目標設定、風土作り、商品の開発と改善を日々行っております。ホテル旅館業は、情緒を販売する業種でありますが、今の時代は、情緒を科学することが必要であり、自分たちのコンセプトやサービスに対する考え方を詳細に示し、細かく数値化して、組織全体で方向、目標を共有し実施することが、一番大切であると考えています。
様々なことが急激に変化し、新しい生活様式が叫ばれる今、「伝統を守るだけでは進化がない、伝統なき革新には重みが足りない」をモットーに、ホテル旅館業だけにとどまらずECサイトでの物販事業や宿泊関連のコンサルティング事業などにも力を注ぎ、力強い企業となるよう一歩ずつ挑戦してまいります。
そして10年後の2031年、100年企業となったその先も、今までにない“にっぽんの新しい老舗”になれるよう、全従業員で日々チャレンジとチェンジを繰り返し、進化し続けることが、私たちグループのミッションです。